地下鉄博物館は、特別展「収蔵品展 懐かしの営団地下鉄Sマーク展」を6月6日から開催する。
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区 社長:山村 明義)では、公益財団法人メトロ文化財団(会長:奥 義光)が運営する地下鉄博物館において、2023年6月6日(火)~9月3日(日)にかけて開催する特別展「収蔵品展 懐かしの営団地下鉄Sマーク展」に協力いたします。
営団地下鉄(正式名称:帝都高速度交通営団)で使用されたSマークは、英語で地下鉄を意味するサブウェイ(SUBWAY)の頭文字をもとにデザインされ、1960(昭和35)年に同団の紋章として制定されました。それ以来、2004(平成16)年の東京地下鉄株式会社設立までの長きにわたり、営団地下鉄が標榜する交通機関としての4つの要件、「安全(SAFETY)」・「正確(SECURITY)」・「迅速(SPEED)」・「サービス(SERVICE)」を表すシンボルとして時代を駆け抜けました。
地下鉄の発展とともに街のさまざまな場所で親しまれてきたSマークですが、現在では東京地下鉄株式会社のMマークに置き換わり、その姿を見ることは通常なくなりました。しかし、Sマークに込められた営団地下鉄時代の理念と志は、今日も受け継がれ、地下鉄の安全・安心な運行を支えています。
今回の特別展では、当館が1986(昭和61)年の開館時より収集してきた数々の実物資料の中から、Sマークに焦点を当て、収蔵品を公開します。今ではほとんど見る機会がなくなったSマークにまつわる貴重な収蔵品、懐かしの写真等を、ぜひご覧ください。
【特別展概要】
1 開催期間
2023年6月6日(火)~9月3日(日)
2 場所
地下鉄博物館 企画展示コーナー
3 展示内容
(1) 年表
(2) 営団地下鉄とSマーク
・ 営団地下鉄を象徴するSマーク
・ 登場から団章制定までの経緯
・ さまざまな場所で活躍したSマーク
・ マークの現在
(3) 収蔵品展示